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【税理士が解説】銀行融資の審査の流れとポイント

事業を成長させる際は、銀行からの融資が欠かせません。

しかしいざ融資を申し込もうとしても、「どのような審査が行われるのか」「どんな準備をするべきか」と不安に感じる経営者の方も多いはずです。

今回は、銀行融資の審査の流れと審査をスムーズに通過するためのポイントを解説いたします。

銀行融資の審査の流れ

銀行融資の審査の流れは、主に以下の4ステップです。

 

融資相談・申し込み

銀行内部での審査

審査結果の通知

融資実行・資金の入金

 

それぞれ確認していきましょう。

融資相談・申し込み

まずは銀行の担当者に融資の相談をします。

その後、正式に融資を申し込むため、決算書3期分などの必要書類を提出します。

申し込みの方法は、主に窓口での直接の申し込みと、Web上での申し込みの2種類です。

銀行担当者が、直接面談を行う場合があります。

銀行内部での審査

提出書類をもとに、銀行の融資担当者などが審査を行います。

追加資料の提出や質問を受ける場合もあります。

審査には、数週間から1か月以上かかるケースも珍しくありません。

審査結果の通知

審査が完了すると、融資の可否と条件が通知されます。

可決の場合は、契約手続きに進みます。

否決の場合でも、理由を確認し、改善点を次の申込に活かすことが大切です。

融資実行・資金の入金

審査に通過すれば、契約に進みます。

契約締結後、銀行口座に資金が振り込まれます。

銀行融資の審査を受ける際のポイント

銀行融資の審査を受ける際は、以下のようなポイントを意識してください。

事業計画書の目的を理解する

事業計画書は、「資金をどのように使い、どう返済するのか」を説明するための資料です。

銀行に対して「返済能力があり、事業の将来性がある」と伝えることが最大の目的になります。

銀行融資の審査は、事業計画書の完成度によって大きく左右されるため、力を入れて作成しましょう。

財務内容を整理・改善しておく

決算書や試算表に不自然な点やマイナス要素があると、審査に不利になります。

赤字決算の理由と改善策を説明できるか、借入残高と返済計画に無理がないかなど、数字を「見せられる形」に整えましょう。

まとめ

銀行融資の審査は、単に数字を確認するだけの手続きではありません。

「経営者がどのような思いで事業に取り組み、資金をどのように活かそうとしているのか」という姿勢が見られています。

審査をスムーズに通過するには、まず全体の流れを理解し、必要な書類や情報を整えるのが重要です。

不安がある場合は、税理士などの専門家に相談し、客観的な視点からサポートを受けることをおすすめします。

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代表資格者紹介Staff

本澤 智
代表税理士本澤 智

当事務所は、中小企業や個人事業主の方の税務・会計・資産税等はもちろん、経営者様が抱える様々な問題や、ちょっとした疑問・質問にも、丁寧にお応えしています。必要であれば、他の専門家のご紹介も可能です。税務以外のお悩みもお気軽にご相談ください。

資格

  • 税理士

所属団体

  • 関東信越税理士会

経歴

埼玉県白岡市出身
2009年 明治学院大学卒業
2009年 ㈱埼玉りそな銀行入行
2014年 中央税務会計事務所入所
2020年 税理士登録
2020年 本澤税理士事務所 開所

事務所概要Office Overview

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